交流戦で大打撃を食らい2位にはなったが、それ以前の戦いを考えれば、あくまで現時点ながら広島の“セ界最強”は間違いない。ここでは再開後の戦いに腕を撫す5球団の思惑に迫ってみた。 巨人・投手陣の整備で差を広げる
打線は好調。投手陣のやり繰りは原監督の腕の見せ所
昨季は7勝17敗1分け。優勝チーム相手に借金10を抱えた。その広島を優勝に導いた2年連続リーグMVPの
丸佳浩をFAで獲得した今季は、敵地での開幕3連戦を勝ち越し。
原辰徳監督も「開幕したばかりですが、いいごあいさつができたというところ」と笑みを浮かべていた。その後、広島も立て直しを図り、一時は4ゲーム差と大きく水をあけられたが、交流戦中にチームの形勢は逆転している。
リーグ戦再開後もこの勢いを持続させるためには、投手陣の整備が必要となる。腰の違和感で一時的に戦列を離れた
菅野智之も本調子ではなく、期待されたT.
ヤングマンも不振に悩む。
宮本和知投手総合コーチが「チャンスと思ってほしい」と語るように、
今村信貴、
桜井俊貴、
田口麗斗、
高田萌生らといった若手の奮起が待たれるばかりだ。中継ぎ陣も病み上がりのS.
マシソンや右ヒジ違和感から復帰したR.
クックの状態が今ひとつ。早急に整備を進めたいところだ。獲得が発表されたR.デラロサは・・・
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