外国人選手たちの“国内移籍”のあり方が多様化してきている。すでにNPBで確たる実績を残している助っ人の獲得だけでなく、ときに先行投資や育成の対象にもなる中で、現在の“国内移籍組”助っ人たちの現在地を探る。 ※成績は7月14日現在。年齢は2019年の満年齢 リスク小の国内移籍
今季、大きなインパクトを与えている外国人選手の1人が
日本ハムからロッテに移籍したレアードだ。開幕から4戦連続本塁打を放つと、オールスターまでにリーグ2位の24本塁打。キャリアハイのペースでチームの長打力アップに貢献している。
ロッテは打線の破壊力不足が長年の課題だったが、2016年のナバーロ、17年のダフィー&パラデス、18年の
ドミンゲスなど助っ人大砲の補強は失敗続き。唯一の優良助っ人だったA.
デスパイネは17年に
ソフトバンクに引き抜かれた。補強戦略が悩みだったロッテとしては、日本ハムでの4年間で131本塁打を放ちながら契約延長交渉が不調に終わり、突如、市場に流れてきたレアードは願ってもない存在だった。フタを開けてみなければ当たりか外れか分からない“新”外国人より、NPBで実績十分の助っ人のほうが計算できるのは当然。ましてや同一リーグの移籍であればなおさらだ。
昨オフ、国内移籍したもう1人の外国人が
中日から
阪神に移籍した先発サウスポーの
ガルシア。しかし・・・
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