ここからは現在タイトル争い各部門で上位を走る選手たちを何人か取り上げ、さまざまなデータから彼らの好調の秘密と、タイトル奪取に重要なポイントについて探ってみたい。 ※記録は8月4日現在 日本ハム・有原航平 抜群の安定感で2冠に照準
[パ・リーグ] 11勝(1位)5敗、防御率2.29(3位)
勝利数トップが有原航平だ。11勝はすでに自身のキャリアハイ(タイ)。球団別(パ)の勝ち星では
西武戦は1試合のみで勝ち負けなしだが、ほかはすべて2勝以上。防御率ではワーストでも
オリックスで2.77と安定し、ライバルの
ソフトバンクに2勝1敗、防御率1.29は頼もしい。月別では6月の防御率4.15が大きくへこんでいるが、これは交流戦の4.05が響いたものだ。逆に7月は3勝無敗、防御率1.71と盤石だった。今季光るのは奪三振。121は、すでにキャリアハイで、奪三振率9.23も前年の7.08を大きく上回る。ストレートの球威アップに加え、有効なのは昨年までほとんど投げていなかったツーシーム。これで対右の内角を攻めてから外への変化球が必殺パターンにもなって・・・
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