週刊ベースボールONLINE

チームを勝利に導く 最強二番打者論

阪神・一番 近本を生かしクリーンアップにいかにつなぐか/12球団二番打者事情

 

新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。
写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ

7月に途中加入したソラーテや上本、北條などが左投手のときにスタメン二番に入っていたが、試合状況を見ながらつなぎの打撃ができる糸原[写真]や木浪が適任者か


阪神の二番戦略 つなぎ型


 開幕から7試合はドラフト1位の近本光司が入っていたが、足を生かすため一番に抜てきされると、昨季まで二番を務めていた糸原健斗が起用される。そこからは一番・近本、二番・糸原のコンビが増加した。

「いろいろと2人で話し合っていますが、近本からは『初球からでも打ってください』と言われています」と糸原。近本は現在リーグ2位タイの25盗塁で、塁に出ると相手バッテリーが必然的に警戒をする。そのため、昨年以上に真っすぐを投げてくる傾向が高く、そこを狙って強振していき、チャンスを広げている。

 もちろん・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング