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チームを勝利に導く 最強二番打者論

西武・打って、走って強力打線をつなぐ背番号6/12球団二番打者事情

 

新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。
写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ

初回、源田は94打数29安打、打率.309をマーク。犠打はわずかに3個だ。強攻策が多いが併殺は2個のみ。さらに盗塁は10個を記録。自らが入れ代わりで一塁に生きて、チャンスを広げられるのは強みだ。


西武の二番戦略 攻撃型


 西武の二番と言えば、当然のように源田壮亮の名前が挙がる。足が速く、小技も効く。昨季は史上初の新人からの2年連続フルイニング出場を達成し、リーグ優勝に貢献。今季はケガで記録は途切れたが、ほとんどの試合に「二番・遊撃」で出場している。秋山翔吾外崎修汰木村文紀が二番を数試合務めたこともあるが、最近は源田の二番固定が続いている。

 今季開幕当初は秋山を三番に据えた。走力の高い一番・金子侑司、二番・源田のコンビでかき回す戦略を描いたが・・・

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