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チームを勝利に導く 最強二番打者論

ソフトバンク・犠打だけじゃない、状況に合わせた攻め/12球団二番打者事情

 

新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。
写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ

2017年には二番で50犠打[117試合]、18年は16犠打[48試合]だった今宮だが、今季は打撃好調もあって犠打にこだわらず。攻撃のバリエーションが増えて、特に開幕直後は二番打者としての怖さもアップした


ソフトバンクの二番戦略 バランス型


 三番・柳田悠岐、四番・デスパイネと左右の大砲が後に構えることから、二番の役割としては“何としてでも得点圏にランナーを進める”。その意味で犠打の有効性は高く、史上最年少で通算250犠打を記録した名手・今宮健太が定位置に収まった。

 しかし、今季は開幕から今宮が打撃好調で、しっかりとしたスイングから打球を飛ばす力もアップ。開幕直後に柳田がケガで離脱するというアクシデントも重なり、一時は三番を任されたほどだ。その打撃を生かすべく、再び二番に座った際にも・・・

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