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チームを勝利に導く 最強二番打者論

ヤクルト・ヒットメーカー配置で超攻撃的オーダー完成/12球団二番打者事情

 

新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。
写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ

チーム唯一の3割打者にして、安打数、打率、得点圏打率はチームトップ。NPB通算1500安打に到達した日本球界復帰2年目の今季も、二番打者として変わらず打線のけん引役を演じている


ヤクルトの二番戦略 攻撃型


 昨季、セ・リーグで猛威を振るったのが、一番・坂口智隆、二番・青木宣親、三番・山田哲人、四番・バレンティンの上位打線だった。今季は開幕3戦目で坂口が死球を受けて左手親指を骨折。不動のトップバッターの離脱により打線組み換えを余儀なくされた。序盤戦、チームは球団ワーストタイ16連敗を喫するなど不調にあえぎ、一時は一番・山田哲、三番・青木というパターンも採用された。それでも・・・

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