ここでは令和元年の高校球界の話題を独占した、大船渡高・佐々木朗希と星稜高・奥川恭伸の投球メカニックを元巨人の槙原寛己氏がチェック。若き剛腕2人のフォームの特徴とは? 解説=槙原寛己(元巨人/野球解説者) 佐々木朗希選手のピッチングフォームの最大の特徴は、ダイナミックな左足の上げ方にあります。まず写真4で左足つま先が先行してアゴの高さまで上がり、最終的に左ヒザがノドのラインまで達する写真5の一本足で立った形は、マネをしようと思ってもできない、佐々木選手ならではの優れた点だと感じます。股関節に柔軟性があり、体幹が強くてバランスが良くなければ、このように足を上げることはできないはずです。左足を高く上げている間にしっかりと軸足(右足)に体重を乗せてパワーを溜め、また、高く上げた足をステップしていくことで、キャッチャー方向に出ていく力(推進力)に変えていきます。160キロのストレートの源と言え・・・
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