ドラフトの醍醐味が増す!? どの選手を優先して指名するかで、その後の指名の流れは大きく変わるものだ。1位指名と重複時の抽選に注目が集まる一方、2位以降のウエーバー制では各球団の思惑が交錯。12球団の予想指名方針に基づき、完全シミュレーションを行った。 ※情報は10月13日時点 1&2位のバランスは?
指名理由はこちら(
1位指名最終予想→セ・リーグ編、
→パ・リーグ編)で掲載しているとおり、1位は“BIG3”に集中するはずだ。パの全6球団が
佐々木朗希(大船渡高)で、セは4球団が
奥川恭伸(星稜高)、2球団が
森下暢仁(明大)に入札すると予想され、全12球団が抽選に挑みそうだ。以下、全指名もシミュレーションするため、抽選の勝敗も仮定していく。今企画では直近10年の抽選勝率が高い3球団(
ロッテ=67%、
中日=50%、
DeNA=25%)が交渉権を獲得するとし、シミュレーションをスタートする(あくまで仮説を立てるため。ご容赦を)。
3選手が競合するとあって、抽選負けの9球団が第2回入札へ。ここからも腹の探り合いだ。1度“外れ”を引いた球団は、確実性を重視し“1位候補”とされる
西純矢(創志学園高)を相次いで回避すると予想した。素材型の野手を求める
オリックスは
石川昂弥(東邦高)、
梅野隆太郎の後釜を求む
阪神は
海野隆司(東海大)、将来性ある投手を獲りにいく。
日本ハム、
ソフトバンクは高校生の単独指名に成功。一方で“即戦力投手”は、またも重複するはずだ。
ヤクルトが
太田龍(JR東日本)の単独指名に成功するものの、
広島と
巨人で
河野竜生(JFE西日本)、
楽天とソフトバンクで
立野和明(東海理化)が競合。過去の勝率で仮定すると、抽選で敗れるのは巨人と
西武。すると・・・
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