週刊ベースボールONLINE

2019ドラフト1位クローズアップ

日本ハム1位・河野竜生(JFE西日本・投手) 導かれた北の大地で 「徳島県代表の想いを持ってプロの世界で投げたい」

 

10月17日、17時から「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が都内のホテルで開催。若者たちの前に、新たなる道への扉が開かれた。ここでは各球団のドラフト1位をクローズアップする。
取材・文=寺下友徳 写真=太田裕史

即戦力左腕の呼び声高い21歳が目指すは当然『新人王』だ


 自らの運命が決まる日であっても、最速151キロ左腕・河野竜生はまったく動じていなかった。奥川恭伸(星稜高)の交渉権がヤクルトに決まれば「有望な高校生はこんなふうに決まるんだなと思って」と口元を緩め、自らの日本ハム1位指名が決まった瞬間も「正直1位で来るとは思わなかったので素直にうれしかった」と笑顔を見せた。これも「常に強気でいく」ことを身上に掲げて、高校卒業後にJFE西日本で腕を磨いた3年間の現れといえる。

 河野と日本ハムは実は故郷・徳島県の縁でつながっていた。担当の加藤竜人スカウトは、河野と同じ徳島県出身でJFE西日本の前身・NKKから2000年ドラフト3位で日本ハムに入団。NKKでは山下敬之監督と3年間、左右のエースとして屋台骨を支えた。

 さらに・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング