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2020年ドラフト候補

2メートル左腕の秘めたる潜在能力。野手は個性派が勢ぞろい/2020年大学生ドラフト候補

 

2019年のドラフト会議が終わり、すでに12球団は20年へ向けて始動。スカウト戦線も全チーム、手を休めることなく仕事を続けている。ここでは20年の高校、大学、社会人のアマチュア球界をけん引するドラフト候補選手を掲載していく。

早川隆久[早大/投手]

はやかわ・たかひさ●1998年7月6日生まれ。千葉県出身。179cm72kg。左投左打。木更津総合高


センバツV腕は順調に成長


 ドラフト対象選手における高校、大学、社会人と3つのカテゴリーの中で、最も充実しているのが大学生だ。つまり「即戦力」として計算できるドラフト上位候補が名を連ねる。

 まずは、投手陣。今年7月の日米大学選手権で3大会ぶり19度目の優勝を飾ったメンバーに実力者がそろう。同大会は今年の4年生である明大・森下暢仁が第1、3、5戦、そして、早大・早川隆久が第2、4戦の先発を務めた。150キロ左腕の早川は9イニングを投げ防御率0.00で最優秀投手賞を受賞。木更津総合高3年時には高校日本代表に入り、U-18アジア選手権(台湾)で優勝を経験するなど、多くのキャリアを積んでいる。東洋大・村上頌樹は智弁学園高で3年春のセンバツ優勝投手。今春のリーグ戦では6勝(無敗)、防御率0.77で最高殊勲選手、最優秀投手、最優秀防御率、ベストナインと個人タイトルを総なめにした。1学年上でプロ入りした3人(ソフトバンク甲斐野央DeNA上茶谷大河中日梅津晃大)の先輩が抜け、新エースとしての自覚と責任が増し・・・

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