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新たなる戦力図を読み解け!

中日・助っ人リリーバー残留が最低条件。FA参戦で戦力底上げ/12球団の2020プラン

 

ヤクルト広島楽天の新監督が発表され、各チームのスタッフの顔ぶれも続々と固まってきた。ドラフトを経て、今後はFA選手の争奪戦やトレード、新外国人の獲得へと局面が移っていくが、だんだんと各球団が描く、2020年の陣容の青写真が見えてきた。それぞれのチームの新機軸は?そして戦力アップを果たしそうなのはどのチームか?12球団のプランを読み解いていく。
※状況は11月2日現在。2020年戦力見込みは編集部による

今季の中継ぎ陣強化は、最優秀中継ぎ投手に輝いたロドリゲスの力が大きい。実績十分の左腕には、他球団も触手を伸ばしている


 昨季以上の成績を望むには、まず助っ人リリーバー2人の残留が最低条件だろう。64試合に登板して44ホールドポイント、防御率1.64で今季最優秀中継ぎ投手となったジョエリー・ロドリゲスと、43試合に登板して防御率2.66のライデル・マルティネスの去就が不透明。現状、ロドリゲスには大幅な年俸アップに複数年契約を提示しているところだが、他球団やMLB球団も興味を示しており、交渉は難航が予想される。R.マルティネスとは大方契約合意の見通しだが、最終決定権はキューバ政府にあるため、まだ確約とは言えない。今季先発で8勝を挙げたロメロはすでに合意済みで、こちらはひと安心だ。

 野手では、FA権を取得している大島洋平と新たに複数年契約を結び直した。ただ・・・

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