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新たなる戦力図を読み解け!

楽天・FAで野手獲得を狙うが、美馬流出なら先発に不安/12球団の2020プラン

 

ヤクルト広島楽天の新監督が発表され、各チームのスタッフの顔ぶれも続々と固まってきた。ドラフトを経て、今後はFA選手の争奪戦やトレード、新外国人の獲得へと局面が移っていくが、だんだんと各球団が描く、2020年の陣容の青写真が見えてきた。それぞれのチームの新機軸は?そして戦力アップを果たしそうなのはどのチームか?12球団のプランを読み解いていく。
※状況は11月2日現在。2020年戦力見込みは編集部による

内野のユーティリティーであるロッテ・鈴木を獲得できれば、攻守の課題がクリアとなりそうだ


 2017年オフにロッテから今江敏晃、16年オフに西武から岸孝之、18年オフに西武から浅村栄斗を獲得し、FA戦線の主役となっていた楽天。だが、今年は選手の流出危機を迎えている。

「ほかの球団の評価も聞いてみたい」とFA宣言したのは美馬学だった。17年に自身初となる2ケタ勝利を挙げ、則本昂大、岸孝之に続く存在に台頭。今季は8勝止まりながら、則本昂、岸が不在の時期もあった中、チームトップのイニング数を誇る。他球団への移籍となれば、先発のコマ不足という頭の痛い問題を抱えることに・・・

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