2019年最初にして最大のトピックの一つだった。7年ぶりに日本で開催されたMLB開幕シリーズを最後に、イチローが通算28年のキャリアに幕を下ろした。日米のファンを魅了し、数々の金字塔を打ち立ててきた“記録の王様”。あらためて希代のヒットメーカーの“数字”を振り返る。 記録とともに歩む
圧倒的なキャリアスタッツ──。長大な年度別打撃成績を眺めているだけで、これほどワクワクする選手もいないだろう。「鈴木一朗」から「イチロー」になった1994年からイチローのキャリアは“記録”とともにあった。それまでのシーズン最多安打記録を大幅に更新する210安打をマーク。日本中にフィーバーを巻き起こし、その歩みが始まった。
NPB時代の記録はあまりにもすさまじい。打撃成績では94年から2000年まで7年連続で打率がリーグトップ。通算7度の首位打者獲得は
張本勲(東映ほか)に並ぶ日本タイ記録、7年連続はもちろんイチローただ一人だ。シーズン記録としても・・・
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