地道に積み上げた金字塔、悲しい記録、摩訶不思議な(!?)珍記録まで、2019年シーズンで生まれた記録はまだまだある。特集の最後は、ここまでに紹介しきれなかった10の好珍レコードをお届けしよう。 【TOPICS 1】F宮西がプロ野球史上初の「通算300ホールド」達成!
プロ12年目のベテラン左腕にまた新たな勲章が加わった。
日本ハムの
宮西尚生が4月13日の
ロッテ戦(札幌ドーム)で3点リードの7回からマウンドに上がって三者凡退に抑えて、通算ホールド数を300の大台に乗せた。最終的にシーズン終了時にはその数字を「337」にまで伸ばし、他の追随を許さない一人旅を続けている。同時に入団から12年連続の50試合以上登板も達成。代えのきかない中継ぎのスペシャリストとして君臨している。
投球割合の90%以上がストレートとスライダー。ほぼこの2球種だけでプロの厳しい世界を12年にわたって生き抜いてきた。1球ごとに投げる腕の角度を数センチ単位で変え、スライダーの曲がり幅に変化をつけたり、左右だけでなく、ストライクゾーンの奥行き、さらに投げる“間合い”までを緻密に計算しながら打者を封じ込めてきた。
そんな男が目指す頂は・・・
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