週刊ベースボールONLINE

変化する日米移籍事情!

大慈彌功が検証 2020年は何人の日本人メジャー・リーガーが誕生するか!?

 

現在3人の日本人選手がポスティングシステムを使いメジャー球団と移籍交渉を行っている。そして、西武秋山翔吾がFAを行使し、メジャー移籍を模索中。そこでメジャー・リーグアドバイザー兼野球アナリストの大慈彌功氏に、4人の行方を占ってもらった。
写真=BBM

広島・菊池涼介 メジャー契約を獲れたら超ラッキー



 12月3日にポスティング申請を行った広島菊池涼介選手。彼はメジャーでも3本の指に入るくらいの守備力があります。しかしメジャーの内野手、二塁手はやはり打てないといけません。彼の打撃は今のメジャーの中では厳しいと思います。ただ、打撃フォームで高く上げた左足を、今季はすり足気味にした。これはメジャーに行くための試みだったと考えられます。

 私の意見を率直に言いますと「メジャー契約が獲れたら超ラッキー」。打撃面でその厳しさを示してみましょう。2013年から19年までの平均打率は.273。今季は.261。ここ3年間の平均打率は.255と低い。あのイチローオリックスのレギュラーだった1994年から00年までの平均打率が.359。それがメジャー10年間の平均は.331と3分近く落としている。それを考慮すると菊池は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング