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12球団 2020年シーズン展望

中日・投打の課題は明白。層の薄さを解消せよ/12球団“最速”戦力分析

 

2020年シーズンは例年よりも早く、セ・パ両リーグとも3月20日に開幕する。東京五輪が開催されるため夏場に一時中断される、普段とは違うペナントレースを制するのはどのチームか。本誌編集部がどこよりも早く、戦力を分析する。
※データは2019年12月23日現在。評価はA〜Eの5段階

2019年は11勝を挙げた柳。20年も先発の柱となる


 12球団最少の544失点、リーグ新記録の守備率.992と、2019年シーズンは特にディフェンス面で好成績を残した。打ってもリーグトップの打率.263を記録したが、それでも5位に終わったのは、27試合に1点差で敗れるなど、接戦に弱かったことにある。リーグ5位の563得点が物語るように、得点力不足にも泣いた。

 打線は、リーグ打率10傑に4人が名を連ねるなど、個々の能力は高い。一方で12球団最少の349四球は得点難だった一因で、つなぐ能力の欠如は問題点。長距離打者がいないため・・・

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