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2020ドラフト注目選手クローズアップ【高校生編】

高橋宏斗(中京大中京高・投手)「世代NO.1」を掲げる148キロ本格派右腕

 

昨秋の地区大会優勝校10校が出場した明治神宮野球大会で愛知の名門・中京大中京高が初優勝を遂げた。「秋日本一」の原動力となったのは148キロ右腕。「大学進学」の意向を示すが、プロ側はヒートアップするばかりだ。
取材・文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎

グラウンドのネット裏上にある「甲子園100勝記念碑」の前でポーズ。1966年以来、54年ぶりのセンバツ優勝だけでなく、年間4冠が目標だ


 ある俳優が語っていた。テレビドラマは「瞬発力」、舞台には「持久力」が必要であり、2つの両立は簡単なことではない。ステージこそ異なるが、野球人・高橋宏斗にも、状況に応じて動けるクレバーな思考がある。

 高橋は5歳上の兄・伶介さんの背中を追いかけるように、野球を始めた。兄は豊田シニアで3年夏(2012年)、投手として全国大会初優勝。文武両道を追い求め、地元を離れて慶應義塾高(神奈川)に進学した。同校、慶大を通じて7年間を経て、今年4月には一流企業に就職する。

 弟も同じく豊田シニアでプレーし、3年夏の全国大会16強。三重高、中京大出身の小林晋也監督の勧めもあり、中京大中京高へ進学している。同シニア出身者には2009年に43年ぶりの全国制覇へ導いた広島堂林翔太が在籍するなど、同校とは深い縁がある。

「全国大会における勝利数トップ(133勝)である日本一の強豪校。伝統を背負って、しっかりやらないといけない、と思っていました」

劇的に変わった周囲の環境


 ベンチ入りした1年夏の県大会から135キロを計測。同秋からは中心投手の一人として登板機会が増えたが、2つの挫折を味わう・・・

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