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2020背番号物語 受け継がれる魂と浪漫

知って得する!? 背番号の「常識」 番号ごとの基本セオリーをCHECK

 

ポジション番号がベースになっているものも多いが、長い歴史の中で背番号の「常識」はかなり複雑なものになっている。ここでは番号ごとに「傾向と歴史」について触れてみる。

引退試合のあと、背番号3のユニフォ-ムを脱ぐ巨人長嶋茂雄[1974年]


『1』燕では「ミスター番号」


 創設期の阪神が「イロハ」順で伊賀上良平を1にしたのは有名。リーダー的な存在が着け、のちの監督も多い。代表的なのが巨人・王貞治(永久欠番)、中日高木守道西武秋山幸二ら。ヤクルトは「ミスター番号」で若松勉池山隆寛らが着け、今は山田哲人の背中で輝く。投手では近鉄・鈴木啓示がいる。

『2』遊撃手、捕手、盗塁王


 まず堅守の内野手。巨人・廣岡達朗、中日・荒木雅博らがおり、だぶるが俊足選手の系譜で内野手では広島高橋慶彦、外野手では巨人・松本匡史、ヤクルト・飯田哲也に盗塁王の経験がある。ポジション番号の捕手も多く、南海・香川伸行、ダイエーほかの城島健司日本ハムほかの小笠原道大は捕手時代にもらった。

『3』長嶋のスペシャル番号


 ヤンキース三番打者、ベーブ・ルースの番号で、巨人では初代三冠王・中島治康千葉茂、ミスタープロ野球・長嶋茂雄とつなぐ栄光の軌跡があった。ほか青バット・大下弘(東急ほか)、阪急の長池徳二、広島の鉄人・衣笠祥雄らで輝きを増す。西武で土井正博清原和博中島裕之浅村栄斗山川穂高と・・・

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