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12球団背番号物語2020

ソフトバンク・福岡の地でも続く系譜と変化がもたらす新たな輝き/12球団背番号物語

 

大阪から福岡に拠点を移し、ここ10年では5度のリーグ優勝、6度の日本一と強さを誇る。常勝軍団へと成長を遂げる中で、背番号も伝統と新たな色が融合している。

小久保[写真]→柳田と受け継がれた「9」はホークスを象徴する番号になりつつある


「3」は三冠王、「9」はチームの顔に


 球団が福岡に移転して30年がたち、すっかり九州に根付いた。時代の流れとともに様相を変えてきた背番号も多い。

 チームリーダーとしての色を濃くした「1」に、強肩遊撃手・定岡智秋(1976-87)、俊足巧打の佐々木誠(89-93)、阪神からFA加入した松永浩美らが着けた「3」は、2000年から背負った松中信彦が04年に平成唯一となる三冠王に輝いたことで、強打者のイメージが強くなった。

 南海時代は堀井数男(46-65)が20年にわたり着け続けた「9」も、小久保裕紀柳田悠岐と渡ったことでフルスイングが魅力のホームランアーチストの番号に。主砲としてチームに欠かせず、ファンからも愛される「9」は、ホークスを象徴する番号になりつつある。

 福岡で花開いた番号も・・・

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