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2020背番号物語 受け継がれる魂と浪漫

日本代表の背番号の系譜 いざ2020TOKYOへ。日の丸を背負った男たちの背中のこだわり

 

ここでは1984年公開競技としてメダルを競うようになってからのオリンピック日本代表および、WBC、プレミア12の背番号の系譜を紹介する。

野茂英雄古田敦也ら最強メンバーがそろい、「プロより強い」と言われたソウル五輪日本代表


プロの参加で多彩に


 オリンピックがアマチュアのみだった時代、1984年のロサンゼルス五輪は、まだ公開競技だったが、現時点では日本球界唯一の“オリンピック金メダル”を獲得した。背番号は監督が30で内外野が1ケタから10までを着け、11から投手がメーン、また20からは野手になる。これは続く88年のソウル五輪、初めて正式種目となった92年のバルセロナ五輪、96年のアトランタ五輪もほぼ同様の流れだ。この間、投手の10番台以外はなかった。

 様相が変わったのが2000年のシドニー五輪だ。このとき史上初めてのプロ・アマ混合軍が組まれ、プロは投手で松坂大輔(西武)、河野昌人(広島)、黒木知宏(ロッテ)、内野手で松中信彦(ダイエー)、中村紀洋(近鉄)、田中幸雄(日本ハム)、外野手で田口壮(オリックス)がいた。松中と3で重なった中村が・・・

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