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助っ人の系譜1980-2020

阪神・投手が活躍する傾向、野手は印象的な打者が多し/12球団助っ人の系譜

 

まだ新加入の可能性はあるが、ひとまず助っ人についての「2020年の陣容」が明らかになった。ここでは12球団の1980年以降の助っ人の系譜を表にし、それぞれの球団の外国人選手事情を探っていく。(育成は除く)

阪神と言えばやはりバース。球団初の日本一に貢献した1985年と翌86年には三冠王に輝いた


優勝時に優良助っ人あり


 阪神の外国人といえば多くのファンが1985年の日本一と2年連続の三冠王に輝いたランディ・バースを思い出すはず。だが阪神はどちらかと言えば投手のほうがチームに貢献する選手が多かった。

 戦前の36年からハワイ移民2世の若林忠志が活躍。戦後も阪神に在籍し、サイドスローから自在な変化球で打者を打ち取った。戦前戦後にかけ兼任監督も務め、44年には、チームが27勝6敗2分で優勝。そのうち22勝4敗とほとんどの勝利を一人で挙げた。

 その後、テスト生から入団したジーン・バッキー。制球がよくなかったが・・・

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