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12球団新打線CHECK

里崎智也の視点プロの目で斬る 12球団2020打線の現在地【セ・リーグ編】「個々の能力が際立つ巨人に対し、高いレベルの安定感がある中日」

 

2020ラインアップ徹底チェック!各チームの新打線における注目点を、里崎智也氏がプロフェッショナルの視点で網羅していく。

坂本を筆頭に個々の能力の高さならやはり巨人が一枚上手だ


外国人依存のリスク


 ファースト、セカンド、外野の一角に入る外国人という巨人打線の注目ポイント、課題は今年も変わりありません。セカンドのレギュラー候補である吉川尚輝も期待値は高いですが、まだ何も成しえていないのは事実。計算が立つ存在ではありません。それでも坂本勇人丸佳浩岡本和真と日本代表級の長距離砲3人がそろう打線は、個々の能力の高さで言えばやはりセ・リーグではナンバーワン。事実、昨年も同じ課題を抱えながらリーグトップの663得点をマークしています。パーラ、吉川尚、ファーストに入るバッター次第では、昨年を上回る破壊力が生まれます。

 チームの主砲が抜けたDeNAは当然、苦しくなります。若手の勢いはありますが、今年だけで考えれば筒香嘉智(現レイズ)の穴を埋めるには外国人で補うしかない。新加入のオースティンの評価は高いものの、ソト、ロペスを含め本当に野手で外国人3枠を使うのか。今回は・・・

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