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12球団新打線診断

西武2020年予想オーダー「2020年型“山賊”打線」

 

ここでは各球団が構築している2020年型新打線をチェックしていこう。3月に入り、打線が固まりつつあるところから、試行錯誤を繰り返すところまで状況はさまざま。本誌が命名した看板名も含め、最も目を引くのはどのチームだろうか。
※原稿や選手の情報は3月1日現在。攻撃力は各項目5点満点でA〜C評価


 昨季、両リーグ断トツの756得点を挙げた攻撃力でリーグ連覇を果たした西武。“山賊打線”の異名を取る強力打線から3年連続最多安打に輝いた秋山翔吾がメジャー移籍し、攻撃力低下が懸念されているが、それは最小限にとどまるかもしれない。存在感が日に日に高まっているのがスパンジェンバーグだ。投手、捕手以外のポジションをこなせる高いユーティリティー性を誇る新外国人。右ふくらはぎ痛でキャンプはB班で過ごした中村が開幕に間に合わなければ三塁に入ることもできる。打撃も選球眼がよく、四球を稼いで出塁率も残しそうだ。ツボに入れば一発もある。金子が一番に入る可能性は高いが、スパンジェンバーグに任せてみるのも面白い。

 昨季は捕手として史上4人目の首位打者を獲得した森の・・・

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