プレイボールの瞬間、プロ野球の季節はきっともうすぐやって来る。今号では開幕を前に2020年の野球界を盛り上げてくれるであろう期待の男たちをクローズアップ。週刊ベースボール編集部が注目する総勢「101人」の顔ぶれを紹介しよう。 選手の年齢は2020年の満年齢。情報はすべて3月22日現在 写真=GettyImages、BBM レイズ・筒香嘉智 ベイのパワーホーマー!
2020ターゲット 日本新メジャー本塁打記録30本 メジャー1年目から、主軸を任されることになる。レイズのチーム性質上、試合によって打順が異なり、守備位置も変わってくる。筒香嘉智は、そこに臨機応変に対応をしていく。開幕延期で先が見えない状況だが、開幕が決まれば、もう一度体を鍛え上げる。不慣れな三塁のポジションを練習する時間はたっぷりある。打撃でも、メジャー投手特有の「間」に慣れていく時間もこれからあるはず。そこで新人での日本人メジャー最多22本塁打以上を打てる選手になってくれるはずだ。
エンゼルス・大谷翔平 復活の二刀流スター!
2020ターゲット MVP メジャーの開幕が延期になり、早くて5月中旬以降のスタートになりそうだ。そのときには大谷翔平も二刀流として開幕を迎えることになる。昨季はトミー・ジョン手術後のリハビリで打者のみに専念。しかし古傷の左ヒザを痛め手術した。今季は右ヒジ、左ヒザの故障から完全復帰する。メジャー1年目の2018年に二刀流をこなした経験を生かしメジャー3年目は、要領も分かっているだけに約100年ぶりの2ケタ勝利&2ケタ本塁打という偉業を成し遂げる可能性は高い。