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新型コロナウイルス

球界に激震!! 日本プロスポーツ選手初 藤浪晋太郎(阪神)とほか2選手が新型コロナに感染

 

3月26日深夜、恐れていたことが起こった。プロ野球選手から新型コロナウイルス感染者が出たのだ。阪神藤浪晋太郎選手ほか2人。新型コロナの初期症状を分かってもらえるということもあり藤浪は実名公表を行った。衝撃の出来事を追う。
写真=BBM


においを感じない


 暖かい晴天の中で、まさかの事態に球場が凍りついた。3月26日、一軍は練習が休みとなっていた。二軍の鳴尾浜球場では二軍戦(対ソフトバンク)の試合を前に阪神の選手たちが練習を始めていた。

 しかし、急きょ練習を引き揚げるという重々しい雰囲気に。宿敵ソフトバンクの選手たちが球場に到着したときには、阪神の選手たちは誰もいなかった。そして正午にプレスリリースが流れた。

「藤浪晋太郎選手ですが、数日前から『においを感じない』という嗅覚異常を感じており、一昨日から兵庫県内の病院(耳鼻科及び内科)を受診しておりました。昨日、再度別の兵庫県内の病院を受診し、ドクターの判断で、PCR検査を受けることになりましたのでお知らせいたします」

 球界に激震が走った瞬間だった。これまで日本のプロスポーツ現役選手から新型コロナウイルスの疑いが出たことはなかった。NPBもJリーグとタッグを組み、対策を講じてきた中での感染の疑い。そして藤浪以外にも、会食をともにし、藤浪の報告後に聞き取り調査で同じような症状が出ていた伊藤隼太外野手と長坂拳弥捕手もPCR検査を受けることになった。これで、鳴尾浜での二軍戦は中止となり、対戦相手のソフトバンクも練習だけで切り上げた。

 阪神は直ちに選手、スタッフ、球団職員を自宅に帰し、1週間の自宅待機を指示。それと同時に甲子園球場、二軍施設の鳴尾浜球場及び虎風荘などの関連施設の消毒を一斉に敢行した。

伊藤隼太[写真中央]も3月17日の甲子園練習に参加していた


 だが、願いむなしく26日の深夜、3人は陽性反応と診断され、新型コロナウイルスに感染したことが明らかとなった。翌27日には揚塩健治球団社長が記者会見を開き謝罪。そして感染の経緯などを説明した。

 その中で・・・

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