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2020ユニフォーム大特集 グラウンドに咲く花

ロッテ・今年で26年目となる“ピンストライプ”/12球団歴代ユニフォーム事情

 

伝統を紡ぎながらも、ときに斬新に振り切り、また原点へと回帰──。ベースは“シンプル”も、細部にこだわりが垣間見える。

2020最新ユニフォーム紹介


サプライヤー:MIZUNO(2020〜)

2020 HOME

『PINSTRIPE PRIDE』をコンセプトに、マリーンズの象徴“ピンストライプ”は今年も踏襲。マリーンズの“誇り”を表現している/荻野貴司


 今季からユニフォームのサプライヤーがミズノに変更。帽子のサプライヤーは'47(フォーティーセブン)を展開する株式会社OMS Internationalとなり、'47がNPBのオフィシャルサプライヤーになるのは初のことだ。ただ、デザインは踏襲。伝統の“ピンストライプ”を身にまとい、2020シーズンも戦っていく。

 コンセプトは「PINSTRIPE PRIDE」で、マリーンズの象徴“ピンストライプ”が“誇り”を表現しており、今季はビジター用にも採用した。こちらもマリーンズの象徴である「ブラック」と掛け合わせ、強さと威厳、相手チームへの威圧感を兼ね備えたデザインだ。

 15年から始まったイベント『マリンフェスタ』で、今季に着用するユニフォームも発表済み。本拠地「ZOZOマリンスタジアム」のブルーを基調にチームカラーの白を合わせて、爽やかな幕張の海と青空を表現したデザインとなっている。なお、昨年の同イベントでは、背ネームを選手のニックネームとしたが、今季はこれをファンから募集。誰が、どんなニックネームを背にプレーするのか──。イベントの楽しみも増えている。

編集部厳選28着!!歴代ユニフォームセレクション ベースは“シンプル”も、時に大胆に


1950 HOME

球団初年度のホーム用は、ニューヨーク・ヤンキースを意識した紺ストライプ。左胸には毎日のMの飾り文字がついていた/河内卓司


チーム低迷で明るさを

 球団創設の毎日オリオンズ初年度は、ホーム用がニューヨーク・ヤンキース、ビジター用はロサンゼルス・ドジャースを参考にしたスタイルだった。メジャー・リーグの伝統球団の形を踏襲し、大映ユニオンズと合併して大毎オリオンズとなった1958年も、ホーム用のピンストライプは堅持。そんな中で、デザインが一新されたのが60年だ。

 このとき、チームはBクラスに低迷。そこで「少しでも明るさを」という理由でのモデルチェンジで、66年シーズン途中には左袖に・・・

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