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2020ユニフォーム大特集 グラウンドに咲く花

わびしくも、懐かしき系譜 「消えた球団」ユニフォームCOLLECTION

 

近鉄のオリックスとの合併が2004年オフ(関連記事→近鉄・赤が印象的なバファロー以降)、その前となると、1957年の大映ユニオンズが最後の“消滅球団”となる。すでに63年前、テレビ放送もほとんどなかったパ・リーグでもあり、実際にリアルタイムで見て、記憶している方は決して多くないだろう。消えた球団のユニフォームを掲載する企画であるが、本文はユニフォームではなく、球団の流れの説明を中心にさせてもらった。
(戦時中の球団合併はかなり複雑だが、球団名下の系譜は簡素化し掲載している)

東京セネタース


東京セネタース(1936-40)─翼(40)─大洋(41-42)─西鉄(43)

1936-37 東京セネタース集合写真


 巨人阪神に次ぐ3番目の球団として結成。ライオンのシンボルマークがあった。その後、名古屋金鯱と合併し大洋(戦後の大洋とは関連なし)、43年には西鉄が経営に参加したことで西鉄となった。

名古屋金鯱


名古屋金鯱1936─40
 新愛知新聞が名古屋軍結成に動く中、ライバル・名古屋新聞が作ったのが名古屋金鯱。その後、翼と合併する際、名古屋新聞は経営から降りた。名古屋城の金の鯱(しゃちほこ)をマークにしている。

イーグルス


イーグルス(1937-40)─黒鷲(40-42)─大和(42-43)
 後楽園球場とともに誕生し、アメリカ人のハリスや亀田忠ら日系人選手が多かった。球界の日本語化の動きもあって40年終盤から黒鷲、さらにその後、大和となるが・・・

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