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2020ドラフト特集

プロ入りを目指す大学・社会人のドラフト候補 入江大生、今川優馬

 

今春から明大のエース番号「11」を着ける予定だっただけに、開幕を待ち望むが、いまは終息を願うだけだ/写真=矢野寿明


入江大生(明大・投手) 1位指名の可能性秘める150キロ右腕


 昨年のドラフトで広島は明大・森下暢仁を1位指名。今年もチーム事情としてもう一人、先発投手を補強したいという。そこで、急浮上するのが森下の1学年後輩・入江大生だ。

 作新学院高では3年夏の甲子園で全国制覇。三番打者として2回戦から準々決勝まで3試合連続本塁打を放った。持ち前の打撃で高校日本代表でもプレー。背番号3。優勝投手は同級生の今井達也(現西武)も、同春まで入江が主戦だった。投手へのこだわりが強く、明大では投手に専念。昨年は主将として38年ぶりの大学日本一へ導いた森下の背中を見て育ってきた。リーグ戦通算2勝も、昨秋は自己最速150キロを計測するなど、潜在能力が高い。新チームから副主将となり自覚が芽生え、広島・苑田聡彦スカウト統括部長は・・・

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