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激動の10年史 2010-2020

DeNA・さらば暗黒時代。キヨシが種をまき、ラミが花咲かす/12球団激闘の10年史

 

中日が2連覇の黄金期から一転、暗黒期真っただ中。一方で、万年Bクラスだった広島がリーグ3連覇を果たした。栄枯盛衰の様相を呈しているセ・リーグ。激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。
※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出

2017年リーグ3位からCSを制して日本シリーズへ


 2010年代を迎えたベイスターズは出口の見えないトンネルの中にいた。11年まで4年連続で最下位。そんな中、同年秋の新球団・横浜DeNAベイスターズ誕生は新時代の幕開けを予感させた。

 しかし、そう簡単に物事は運ばない。尾花高夫監督からバトンを受け継いだ中畑清監督は、持ち前の明るさと行動力で先頭に立ち改革に走ったが、戦力的には看板選手の村田修一がFAで離脱するなど厳しく、優勝した巨人に41ゲーム差をつけられ最下位に沈んだ。13年はブランコ、モーガンら大型補強に乗り出すも、5位。翌14年も5位と結果にはつながらなかったが、指揮官は・・・

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