ここでは球団別の「エースの系譜」をたどっていく。チームを幾多の栄光に導いた者、低迷期を孤軍奮闘で支えた者……。彼らがなぜ「エース」と呼ばれたのか、あらためて考えてみたい。 ※エース選定は編集部、通算成績は他球団含む 黒田博樹 在籍1997-2007、2015-16/NPB通算124勝105敗1S、防御率3.55
暗黒時代は孤軍奮闘型?
下の表は、単年成績ばかりにとらわれず、「その年に投手陣の精神的支柱となった選手は誰か」を鑑みつつ作ってみたものだ。長い暗黒期から最初の黄金期、また長い暗黒期を経て再びの黄金期、という歴史を経てきたカープだが、そのエースにも、さまざまなフェーズがあるところは興味深い。
Bクラスが続いた暗黒期は、
長谷川良平、黒田博樹、
前田健太ら、特定のエースが孤軍奮闘した時代が比較的多いようだ。
一方、初優勝以降の第1次黄金期を見ると・・・
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