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京セラドーム大阪 多彩な演出で臨場感が増す真円形ドーム

 

例年なら開幕から2カ月が過ぎ、熱戦が展開されているはずだったが、新型コロナウイルスがわれわれから球音をも奪ってしまった。それでも日本プロ野球の開幕は、まもなくだ。当面は無観客試合が続く予定だが、いよいよ2020年シーズンが始まる。野球が恋しい、早く野球場に行きたい、そんな読者に贈る「球場物語」。


 東京、福岡に続く日本3つめのドーム球場として誕生したのは1997年のこと。近鉄バファローズが本拠地とし、2005年にオリックスと合併して誕生したオリックス・バファローズが、現在も本拠地に構える。

 完成当時は、宇宙船を連想させる流線型の外観から“たこ焼きドーム”の愛称もあったが、多彩な変貌を遂げた今では充実の施設が話題を呼んでいる。2階の『スカイスタジアムモール』のレストランで食事をしながらの観戦で“食”も楽しめ、10年に『フィールドシート(現・大商大シート)』を設けて臨場感あふれる観戦も可能に。16年には『食事付きの中央特別席』を新設。ビュッフェスタイルで食事を楽しみつつ、さらにテーブル席もあるなど家族で、ゆっくりと野球を楽しめ、席はバックネット裏と、ぜい沢なひと時を演出している。また、スタンドが真円形なのも特徴で・・・

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