6月19日、待ち焦がれた球音がスタジアムに帰ってくる。無観客、120試合制で幕を開ける異例のシーズンは、未知の要素が多く、プレーする選手たちさえ手探り状態。しかし、誰もが経験したことのない状況は、裏を返せばどの球団にもチャンスがあると、とらえることができる。2020年をいかに戦うのか、12球団の思惑をみていこう。 ※情報は6月1日時点 【CHECK 1 過密日程を投げる先発ローテ】競争しながら登板過多を避ける
抑えの最有力は石山だ
高津臣吾監督は、開幕投手に石川を指名したものの、開幕先発ローテーションについては明言を避けた。春季キャンプを終えた3月の時点で骨格は見えていたはずだが、自主練習期間を経て「決まっているところもあれば、白紙にしたところもある」と話した。さらに「若手もベテランも関係なく、全員が競争したうえで一軍の舞台を勝ち取ってほしいと伝えています。ベンチ入りメンバーはもちろん、投手でも先発ローテ、リリーフのポジションもすべて競争」と、チーム内で競わせる方向性を示した。中継ぎの中心は・・・
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