週刊ベースボールONLINE

2020 12球団超最新戦力分析

日本ハム・上沢の早期復帰で先発陣に厚み。得意の奇襲と総合力で勝負へ

 

ついに幕を開けるペナントレース。変則日程による6連戦など、例年とは違う戦い方を強いられる6チーム。ソフトバンク西武の2強の勢力図はどうなるのか。パ・リーグの最新戦力事情をお届けする。
※情報は6月7日時点

栗山監督のサプライズ采配が今季も炸裂するか?


投手力&守備力


 先発陣は故障から開幕早々にも復活できそうなメドが立った上沢直之マルティネスの出来がカギを握る。ともに本来は完投型。過密日程を乗り切るには早い段階で2人が元の姿に戻ってくれば、有原航平も加えた3本柱が中継ぎ陣を休ませながら理想的な戦いを進められる。投手陣全体の層は厚くないだけに、栗山英樹監督はシーズン序盤については先発陣を無理させず、投手陣の総力を結集して乗り切る算段をしている。金子弌大や加藤貴之ら中継ぎもこなすユーティリティーな投手はショートスターターや第2先発、セットアッパーと縦横無尽に持ち場を回ることで、チームの生命線となる宮西尚生秋吉亮ら救援陣の仕事を潤滑に回す役割が求められる。

 守備面は外野は盤石の布陣だが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング