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読売ジャイアンツ6000勝の記憶と記録

巨人軍「永久不滅の名勝負」1936-1959

 

12球団最多、公式戦6000回の勝利を刻んだ巨人軍。ここでは、その中のあくまで一部ではあるが、名勝負をいくつか選び、紹介していく。

0001/6000 大東京に勝利し、歴史的1勝


第2次アメリカ遠征での巨人ナイン


 1934年12月26日に発足された後、巨人は第一次アメリカ遠征や国内各地の実業団チームと転戦。その間にタイガース、名古屋、東京セネタース、阪急、大東京、名古屋金鯱が結成され、36年4月からは第2次アメリカ遠征中の巨人不在のまま試合が行われていた。36年7月1日、巨人も参加しての第1回全日本野球選手権大会から公式戦スタート。巨人は初戦の名古屋戦は8対9で敗れたが、敗者復活で行われた大東京戦に10対1と大勝した。

0005/6000 沢村栄治が史上初のノーヒットノーラン


 草創期の巨人の代表選手と言えば、伝説の大エース・沢村栄治。足を高々と上げたフォームからの快速球と懸河のドロップを武器にした快男児だ。1936年9月25日にはタイガースを相手に日本プロ野球初のノーヒットノーランをマーク。0対0で進んだ試合だったが、9回表巨人が挙げた1点が決勝点になった。沢村は日本球界史上最多タイの・・・

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