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読売ジャイアンツ6000勝の記憶と記録

巨人軍「永久不滅の名勝負」1959-1974

 

12球団最多、公式戦6000回の勝利を刻んだ巨人軍。ここでは、その中のあくまで一部ではあるが、名勝負をいくつか選び、紹介していく。

1593/6000 水原円裕監督の下、リーグ5連覇達成


大雨の中での優勝決定だった


 1955年から戦後初のリーグ5連覇を達成したのが、59年10月3日、雨の降りしきる広島戦だった。打線は2年目の長嶋茂雄がリーグ唯一の3割打者、しかも2位の.296とは別次元の打率.334でチームを引っ張り、投げてはエース・藤田元司が27勝。投打がかみ合い、2位阪神に13ゲーム差の独走V。ただし、日本シリーズでは南海に0勝4敗。56年から西鉄に3年連続で敗れていたので、これが4年連続日本シリーズ敗退となった。

1952/6000 王貞治、日本新53号ホームラン


 1950年、松竹の小鶴誠が樹立した51本塁打の日本記録を63年に南海の野村克也が52本でついに抜き去った。しかし、この記録はわずか1年で・・・

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