週刊ベースボールONLINE

評論家の視点

大野豊(元広島)が分析 広島の黄金ルーキー・森下暢仁はココがすごい!

 

雨の中で力投する森下。腕がトップを作るタイミングに気をつけてほしいと大野氏は言う


実戦の中で生きるアマでのキャリア


 ここまでの成績は予想どおりです。これぐらいはやれるんじゃないかと思っていましたから。練習試合の最後はちょっとインコースに攻め切れないところがあってよくなかったんですが、公式戦ではしっかり投げていました。この辺はさすがだと思いましたね。

 インコースにしっかり投げ切れるかどうかは、森下投手にとって一つの調子のバロメーターになると思います。150キロ超のストレートが一番の魅力ですからね。それがインコースに投げ切れないと、全体にボールが甘くなったり、使えるボールが偏ってくることにつながりますので。

 直近の7月9日のDeNA戦(マツダ広島)では、雨の中、丁寧に行き過ぎたのか、もう一つ彼らしいコントロールが見られず、ボールも高くて、毎回のように走者を出す苦しい投球になりましたが、それでも5回2失点と、ゲームを壊さなかったのは、新人らしからぬ粘り強さでした。ピンチでも・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング