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光り輝いたルーキーの記憶

オリックス・衝撃度大の即戦力に下位指名からの“下克上”も

 

ここからは球団別にルーキーの活躍を紹介する。彼らがプロ1年目に残した成績と衝撃は、どれほど大きなインパクトがあったのか。
※【数字】はドラフト順位。(新)は新人王。年齢はその年の満年齢。セーブは1974年以降、ホールドは2005年以降の選手が対象

日本シリーズでも1勝2セーブの活躍でMVPを獲得


小さな剛球右腕


 入団前年の1984年のロサンゼルス五輪では主将で三番として金メダルに貢献し、85年ドラ1で阪急に入団した熊野輝光が新人年に12本塁打。77年に7勝を挙げて日本シリーズでも先発マウンドに上がった佐藤義則と、ほかにも新人王に輝いた選手はいるものの、衝撃度で言えば、75年のドラ1右腕・山口高志が一番だろう。

 身長169センチながら、山口が投じたボールは唸りを上げる。1年目の春季キャンプでボールを受けた捕手・河村健一郎は・・・

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