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光り輝いたルーキーの記憶

日本ハム・17歳の怪童、トレンディー、二刀流 多士済々なルーキーの系譜

 

ここからは球団別にルーキーの活躍を紹介する。彼らがプロ1年目に残した成績と衝撃は、どれほど大きなインパクトがあったのか。
※【数字】はドラフト順位。(新)は新人王。年齢はその年の満年齢。セーブは1974年以降、ホールドは2005年以降の選手が対象

尾崎行雄・17歳でセンセーショナルなデビューを飾った怪童


史上最速と呼ばれた男


 ルーキーイヤーの成績だけを見れば白木義一郎木田勇も申し分ないが、17歳という年齢と衝撃度で尾崎行雄を1位としたい。まだスピードガンがなかった時代、当時対戦した打者たちは「160キロを超えていた」といまも尾崎を史上最速のストレートを投げた投手として名前を挙げる人は多い。1年目から20勝をマークし、快投を続ける右腕は人気沸騰、称賛の声とともに「怪童」と呼ばれて文句なしの新人王にも輝いた。

 白木も1946年に誕生したセネタースの初代エースとして1年目から・・・

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