ここからは球団別にルーキーの活躍を紹介する。彼らがプロ1年目に残した成績と衝撃は、どれほど大きなインパクトがあったのか。 ※【数字】はドラフト順位。(新)は新人王。年齢はその年の満年齢。セーブは1974年以降、ホールドは2005年以降の選手が対象 権藤、権藤、雨、権藤
権藤博の1年目の活躍は凄まじかった。全130試合の半分以上となる69試合に登板。うち44試合が先発だった。3試合に1試合は先発だった計算になる。35勝をチームにもたらし、投球回数は2リーグ誕生後では最多記録となる429回1/3。防御率は驚異の1.70だった。連投に次ぐ連投で「権藤、権藤、雨、権藤」のキャッチフレーズが生まれたのは有名な話だ。権藤にとって悔やまれるのは、優勝した巨人を上回る72勝を挙げながら、チームが2位に終わったことだろう。それでも記憶にも記録にも残る中日史上最強のルーキーに間違いない。
PL学園高から入団してきた
立浪和義は・・・
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