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高校野球、最強世代を探せ!

岡野祐一郎が語る00年代最強「大谷・藤浪世代」 「みんな実力も意識も高かった」

 

大谷も藤浪も自分とはまったく格が違うと感じた。当時からプロへの想いは強かったが、思いがけずに選出された日本代表で自分の力不足を痛感する。同世代の仲間たちが次々とプロで活躍していく中、大学、社会人の舞台で黙々とレベルアップに励んだ。25歳でプロ入りした遅咲きの右腕が語る同世代の思い出。
取材・文=牧野正 写真=BBM

2012年夏の甲子園後に韓国・ソウルで行われた「第25回IBAF18U世界選手権」にて。中央が岡野。右端が大谷、左から2人目が藤浪


同世代の実力者たち


 岡野祐一郎の甲子園デビューは高校3年の春になる。聖光学院(福島)のエースナンバーを背負い、1回戦で鳥羽(三重)を完封。しかし2回戦では横浜(神奈川)に7失点でKO。最後の夏も2回戦敗退に終わった。前年優勝校の日大三(西東京)を相手に9回1失点の完投勝利を飾ったものの、2回戦の浦和学院(埼玉)は3回6失点と炎上。3回戦の壁は厚かった。春夏ともに優勝は藤浪晋太郎(現阪神)と森友哉(現西武)がバッテリーを組む大阪桐蔭(大阪)だった。

 この時期になると、やっぱり思い出しますよね。テレビで甲子園が放映されていれば、当時のことを思い出したりしました。自分のことで言えば、甲子園には良い思い出と悪い思い出の両方があります。春も夏も初戦はいいピッチングができて完封、完投でチームも勝つことができたんですが、2回戦は自分が打ち込まれて負けてしまったので、本当に天国と地獄と言うか、極端な思い出です。

 僕らの世代は“大谷・藤浪世代”と呼ばれていて、確かにあの2人が中心の世代でした。でも、ほかにもいい選手がたくさんいて・・・

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