将来有望の外国人選手を先取りだ!二軍に甘んじているのは、何も外国人枠の兼ね合いだけとは限らない。来季以降を見据え、ファームで腕を磨く外国人も多数いる。そんな秘密兵器となり得る男たちを探っていこう。 セに“育成助っ人”多数
助っ人育成の先端を行くのは広島だろう。『カープアカデミー』があるため、ファームへの外国人選手の供給は常にあり、現在も左腕の
モンティージャと育成右腕・メナの育成に力を入れている。ともに150キロ超の直球を誇り、モンティージャは昨季一軍で2度先発を経験するなど、総合的に一軍に近い。メナも、昨季までは直球の威力がありながら制球が定まらなかったが、ファームで無失点、課題の四球も12イニングで3(8月6日時点)と好結果を残している。一軍の外国人投手の不振が続けば支配下登録があるかもしれない。
育成助っ人を見れば、
DeNAでも3選手が奮闘中。多くの実戦経験を積むために6月から独立リーグ、BCL神奈川に派遣されており、左腕・
コルデロは152キロの重いボールを投げ込んでいる。191センチの長身・
ディアスも左腕で、ともにプロ経験がないものの、ドミニカ共和国でのトライアウトで才能を見出された逸材だ。野手では両打ちの内野手・デラロサが内野の全ポジションを守れて長打力も秘め、ハングリー精神にあふれる貪欲な姿勢で、評価を高めている。
一方、すでに支配下を勝ち取った選手も・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン