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12球団2カ月検診

中日【採点D】 投打ともに故障者相次ぐ。ベンチワークにも不安が……

 

開幕から2カ月(8月16日現在)を経過した時点での各球団を評価していこう。後半戦に現状をひっくり返すチームは現れるか。
※採点はAからE

与田監督(左)と伊東ヘッドコーチ


定番の日替わりオーダー


 2013年から7年連続のBクラス。長い暗黒期からの脱出を図るべく始まった与田ドラゴンズの2年目は、しかし開幕から投打のバランスが悪く、低空飛行を続けている。

 最大の誤算は打線。アルモンテ高橋周平と開幕スタメンでクリーンアップに座った2人が戦列離脱となり、そこに平田良介阿部寿樹の不振が重なった。つながりに欠け、チャンスに弱く、追いついても追い越せない。序盤はビシエドが打線をけん引したものの、昨年リーグ1位の打率.263を誇った強竜打線が現在はリーグ最下位の.238。25本塁打と159得点は断トツの最下位。得点力不足は深刻だ。A.マルティネスの活躍といううれしい誤算はあったにしろ、四番ビシエド以外は打順を固定できず、日替わりオーダーは今もなお続いている。アルモンテの復帰で固まるか。

 投手陣は開幕投手を務めたエースの大野雄大になかなか白星がつかず・・・

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