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12球団2カ月検診

阪神【採点C】投打に精彩を欠き開幕ダッシュに失敗も、チーム全体が上向きに

 

開幕から2カ月を経過した時点での各球団を評価していこう。後半戦に現状をひっくり返すチームは現れるか。
※採点はAからE

先発・中継ぎ・打順も固定できるようになり安定した戦いを目指す矢野監督


藤浪がまず1勝すれば……


 戦前、先発陣も頭数はそろい、中継ぎ陣はリーグNO.1で安定した戦いができるチームだけに、あとは新外国人のボーアの出来、不出来がシーズンに大きな影響を及ぼすと思われていた。

 そのボーアの不安が的中する。開幕から18打席連続無安打。さらに開幕戦で昨季の防御率1.01で、絶対的リリーバーと見られていた岩崎優が被弾するなど、宿敵巨人相手に3連敗でスタートを切ることになった。

 打線も日替わりで固定せず、2年連続ゴールデン・グラブ賞の梅野隆太郎ですら、投手との相性でスタメン落ちしたことで、チームはちぐはぐに。矢野燿大監督が二番で起用し続けることを明言した近本光司も、打撃不調と負の連鎖が止まらない状況に。6月が終わった時点で借金「7」だった。

 好転したのが・・・

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