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12球団2カ月検診

ヤクルト【採点B】 若手の活躍で大健闘も、勤続疲労で下降気味

 

開幕から2カ月(8月16日現在)を経過した時点での各球団を評価していこう。後半戦に現状をひっくり返すチームは現れるか。
※採点はAからE

6月20日の中日戦[神宮]で、1勝目を挙げた高津監督(左は小川)


明るいベンチの雰囲気


 高津臣吾監督を新指揮官に据え、新体制となって挑んだ今季は、昨季断トツの最下位から、下馬評を覆す大健闘を見せている。

 今季も“最下位予想”の声が多かった理由に、投手陣の層の薄さがあった。事実、チーム防御率4.49はリーグワースト。開幕から先発ローテーションを守っているのは、小川泰弘高梨裕稔の2人のみだ。開幕投手を務めた石川雅規に、ローテ入りを果たしたスアレスイノーアの両外国人右腕は再調整で二軍に降格。さらには中村悠平嶋基宏の捕手2人が故障離脱と、バッテリーで苦しい状況に置かれている。

 それでも・・・

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