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グラブを語れ

メーカーヒストリー#04 久保田スラッガー

 

名手が愛した孤高の存在「湯もみ型付け」の元祖


西武の黄金時代を支えた名二塁手、辻発彦の安定した守備を支えた


 戦前に明大でプレー後、全大阪の遊撃手として都市対抗野球大会で優勝を果たすなどプレーヤーとしても活躍した久保田信一によって1936年(昭和11年)5月、「久保田運動具店」として大阪曾根崎で創業。終戦後の50年にプロ野球が発足した後も、球団ユニフォームのオリジナルデザインや、選手のニーズに応じた道具の開発によって“久保田スラッガー”の通称とともに、球界で地位を築いた。

 当時の曾根崎の店舗は、“野球人のたまり場”と呼ばれるほど、道具にこだわるプレーヤーたちが集い活気にあふれた。特にグラブ作りには定評があり・・・

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