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グラブを語れ

7ポジション別巧者のグラブ5 三塁手・松田宣浩

 

プロフェッショナルたちは、グラブ選びにこだわり、日ごろのメンテナンスにも細心の注意を払う。すべては勝負どころの1プレーで最高のパフォーマンスを発揮するためだ。まずは、各ポジションの巧者たちに“商売道具”を紹介してもらおう。
取材・構成=菅原梨恵 写真=ソフトバンク球団提供、BBM

捕ることを第一に扱いやすい“BIG”なグラブ


GLOVE アンダーアーマー

「捕球さえすれば何とかなる、アウトにできる」。素手に近い感覚でボールをしっかりとつかみ取る


 ずっとサードのポジションを守ってきて、年々グラブも進化してきています。たどり着いた僕のこだわりは『大きさ』。内野手の中では比較的大きいのが一番の特徴です。サードのポジションは内野の中でもバッターとの距離が近いですし、(右打者が)引っ張った場合には強烈な、速い打球が飛んでくる。守る上で僕の場合は、スローイングが持ち味というか、自信がある部分なので、意識すべきは“捕る”こと。「捕球さえすれば何とかなる、アウトにできる」と思っていますし、実際にエラーも捕球ミスが多いので、そういった意味で、大きくしようと思ったんです。

 グラブが大きいということはボールに接する面が広くなり、捕球できる確率がアップします。速い打球への反応で上下左右ギリギリのところでボールがグラブに収まった経験も、何度もありますからね。大きいと扱いづらいと思われるかもしれませんが・・・

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