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グラブを語れ

7ポジション別巧者のグラブ6 遊撃手・坂本勇人

 

プロフェッショナルたちは、グラブ選びにこだわり、日ごろのメンテナンスにも細心の注意を払う。すべては勝負どころの1プレーで最高のパフォーマンスを発揮するためだ。まずは、各ポジションの巧者たちに“商売道具”を紹介してもらおう。
構成=編集部 写真=読売巨人軍提供、小山真司

7年ぶりに相棒を変更。数年眠らせていたグラブ


GLOVE ミズノ

2014年から使用した“井端グラブ”から7年ぶりに試合用を変更。数年前にミズノ社から届き、寝かせていたものだという


 長い手足を器用に操り、柔らかなグラブさばきでボールをつかむ。坂本勇人の華やかな守備の裏には、妥協を許さないグラブ選びがある。今季からは、長年、坂本のグラブをサポートするミズノ社製で、黄色ベースのモデルを使用している。

 だが、坂本のグラブを語る上で欠かせないのは、昨年まで6年間も使い続けた“井端グラブ”だ。

「井端さんにいただいたグラブが、使ってみると今までにないくらいフィットして試合用になりました。型、形がしっかりしていていいですね」

“運命の出合い”は2014年。中日の遊撃手として一時代を築き、巨人に移籍してきた井端弘和氏から、ミズノ社製の赤いグラブを譲り受けた。井端氏の愛息の名前「巧」の刺繍が刻まれた逸品は・・・

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