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Reliever Interview

ヤクルト・清水昇インタビュー 逃げるな、怖がるな 「逃げ腰になった時点で、試合終盤に投げる投手の資格はない」

 

1年目に先発、中継ぎを経験してのプロ2年目。いまだ白星はないが、それでも8回のマウンドを任され、リーグトップの16ホールドを挙げられているのは、石井弘寿コーチからセットアッパーとしての“極意”を授かったからだ。
取材・構成=依田真衣子 写真=小山真司、桜井ひとし
(成績等は8月30日時点)

1イニングを抑え切れば、自然とガッツポーズが出てしまう


感じる“投げ甲斐”


──今季は中継ぎとして、リーグトップの16ホールドを挙げています。8回のマウンドを任される思いはどうですか。

清水 やっぱり緊張する場面で行くことが多いので、打たれちゃいけないっていう気持ちもあるんですけど、打たれてもいいから何とか抑えようという気持ちではいます。

──たとえ走者を出しても、ホームにかえさないことが大事、と。

清水 そうですね。どうしても、打たれちゃダメってマイナスな思考になってしまうと、良くない方向に行ってしまうので。昨シーズンはそういう気持ちがありました。今年は、もし先頭に打たれてしまっても、次の打者を抑えればいい、と。そうやって、次の打者に意識を切り替えながら投げています。

──登板数はチームトップの27試合です。疲れはありませんか。

清水 こうしてずっと一軍で投げ続けるのは初めてのことなので、すごく投げ甲斐を感じています。なので、そういう部分で疲れは感じていないですね。

──セットアッパーに、やりがいを感じている、と。

清水 厳しい部分もあるポジションですけど・・・

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