今シーズンは120試合制の短期決戦。終盤までリードしている試合は確実にものにしたい。その近道となるのが盤石の継投、必勝リレーだ。各球団の勝利の方程式、その現状を紹介する。 ※記録はすべて8月27日現在。△は左投げ 千葉ロッテマリーンズ
必勝リレー防御率 1.73(チーム防御率4.49)
中継ぎ
唐川侑己 11試合/0勝0敗0S5H/防0.00 ↓
中継ぎ
ハーマン 25試合/3勝1敗0S17H/防2.16 ↓
抑え
益田直也 27試合/1勝2敗17S3H/防2.05 不測の事態を感じさせぬ安定感
先発防御率はリーグ5位の4.51とあって、上位争いに加わっている一因にブルペン陣の奮闘がある。抑えの益田は昨季から不動。その9回につなぐ継投が昨季からの課題だった中で、オフに最速154キロ右腕のハーマンを
楽天から獲得し、
広島で実績のある
ジャクソンをメジャーから招き入れて救援陣を補強した。
開幕から7回・ハーマン、8回・ジャクソン、9回・益田の勝ち継投を確立。足を絡めた攻撃で、試合中盤から終盤に逆転するケースも多く、しっかりと“勝ち継投”が機能して着実に勝利を重ねていった。そんな中で7月にジャクソンが大麻所持で逮捕され、緊急退団という不測の事態となるも、配置転換と代役の奮闘でカバー。ハーマンを8回に回し、7回を任された唐川が抜群の・・・
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